MODEL DATA | |
モデル名 | NISSAN 350Z (ニッサン フェアレディZ バージョンST) |
メーカー | タミヤ |
スケール | 1/24 |
全長 | 180mm |
掲載日 | 2004/03/18 |
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・モデルについて
まず最初に感じたのは「部品、少ない!」でした。可能な限り一体整形されたシャーシ、ステアしない前輪。エンジン再現とまでは行かなくてもマフラーの配管程度は別パーツにしてくれても良かったのに。最近の田宮製の1/24乗用車シリーズはこのような作りが多いようです。とは言うものの、クリアパーツは3
色・エンブレム等はメタルインレットで再現、等はさすがという感じです。ボディーのプロポーションの良さは言うまでもありません。
・作ってみて
今までボディの研ぎ出しをやったことがなかったのですが(実車のバイクのカウルでやったことはある。)、様々な方の製作記事をWEBで拝見し触発されたので今回はじめてチャレンジしてみました。これでもか!ってくらいクリアーを吹いて乾燥も十分とり、おっかなびっくり#2000のペーパーでヤスリがけ。家族が寝静まった頃、夜な夜なコンパウンドがけ(笑)。次第にツルツル・ピカピカなボディが現れてきたときはちょっと感動もんでした。よーく見ると荒もあり、もうちょっと丁寧にペーパーがけをするんだったって部分もありますが、最初にしてはまあ上出来ということで。
ちなみにマイカレッドにしたのは、日産の座間工場跡地にある日産販売店カレスト座間で試乗した「Z」がバーニング・レッドで、かっちょよかったからという単純な理由からです。
内装は製作記事等であまり見られない左ハンドル仕様にしてみました。塗装については今回から導入したエアブラシで仕上げました。あたりまえですがやっぱ仕上がりが全く違います。もう面相筆以上の太さの筆で筆塗りなんかできません(笑)。エアブラシを導入してよかったです。
・ちょっとだけ手を加えてみました。
ナンバープレートはプラ板で作り直すのではなく、インクジェットプリンタ用の光沢フィルム(EPSON製)を使ってみました。このフィルムは厚さが
0.13mmとナンバープレートに使うのに丁度よく、しかもインクジェットプリンタで印刷できるので付属のデカールを張ったり自作する必要もありません。しかもデカールよりはるかに丈夫。(クリア吹けば同じか?)印刷後に切り抜いて水生クリア吹いて仕上げて取り付けます。フロントはキットのブラケット部分だけ切り出して流用しました。今回は「Z」のカタログで使われていたカリフォルニア州のナンバーを再現してみました。
この光沢フィルムはアイデア次第で結構いろいろ使えそうです。(一昔前のラリーカーの泥除けやGTカーのカナードとか・・・)
・完成して
ますます実車がほしくなってしまいました。(笑)