・モデルについて タミヤ製ポルシェ911ターボ'88年型です。スーパーカー世代にとっては930ターボといった方がしっくり来るかな?'88年型といってもキット自体は2006年頃に突如として新製品として発売され、その後の展開にちょっと興味津々(往年のスーパーカーがいろいろと出てくるのか?)だったのですが、特に何かが始まるわけでもなく現在に至ります。(カウンタックが再販されたくらいかな。)
キットの内容としては廉価キットの部類で、エンジンはもちろん無く、足回りもかなり簡略化され、ステア機構も省略された仕様です。この手の仕様のキットを作るといつも思うのですが、ステアぐらいは残しておいてもいいんじゃないかと。なんかもったいないなと。
で、今回は前回製作したDBR9の資料をネットで探しているときにたまたま見かけたGULFカラーのポルシェRSRが異様にかっこよかったので製作してみました。あと前回の製作で「GULF」デカールがやけにたくさん余っていたと言うのもキッカケのひとつです。
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・作業について 下ごしらえ ネットで見つけた画像を参考にボディの形状をいろいろ修正しました。 ・前後バンパーのモール類の削除 ・フロントバンパーの形状変更 ・リアスポイラーのルーバー形状変更 ・モールドの削除及び追加
リアスポイラー兼エンジンフードはボディと一体整形でしたが、塗装の回り込み具合や研ぎ出しの作業性を考慮して一度切り離して作業を進めました。おかげでいろいろと手を加えることが容易にできました。 詳細1 詳細2 詳細3 詳細4
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ボディカラー ボディカラーは当然ガルフ・ブルーとなるわけですが、前回のDBR9の時にブルーが濃すぎたので今回はもう少し白っぽくなるように調色しました。また、次回製作を予定しているモデルの予行練習も兼ねてパールコートもしてみました。使用したパールはイリサワのMGパール・プレミアムです。完成画像ではその効果が全く分からないのが残念ですが、現物ではなかなか肌理の細かい上品な輝きが得られました。 詳細1 詳細2
オレンジのストライプとブラックのピンストライプは塗装で塗り分けました。 詳細
デカール 余っていたGULFマークを使い切ることがメイン(?)なので、そのマーク以外はジャンクデカールから適当なものを選んでほどほどに貼って仕上げました。 詳細
その他 ・マフラーが細くて貧弱だったのでプラパイプとポリパテで極太にしてやりました。 詳細
・ホイールはボクスター用のものがジャンクであったのでこれを履かせてみました。ただ、ノーマルのホイールがポリキャップをはめ込んでからシャフトに挿入するタイプだったのに対し、ボクスターのものはホイールにピンが立っているタイプだったので、少々小細工が必要でした。 また、ホイールがメッシュになり中が丸見えになるので、ディスクブレーキとキャリパーをこれまたジャンクパーツから持って来ました。 詳細
・内装は半レース仕様ということで後部座席はきり飛ばしプラ板で塞ぎました。座席は運転席だけにしてバケットシートに取り替えました。また、ジャンクから持ってきたロールケージを切った貼ったして無理やりくっつけました。あと、ハンドル交換や消火器&なんかのタンク追加などもしてみました。 詳細1 詳細2 詳細3
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・完成して
レジンキットの後ということでリハビリのつもりでサクッと済ませようと思って始めたのですが、なんかそれまでの鬱憤を晴らすかのようにいつも以上に切った貼った削ったの作業が多い結果となりました(汗)まあ、そんな行き当たりばったり作業が多かった割にはなかなかいい感じに仕上がったように思います。
これにてガルフ仕様の第二章は終了です。第三章はどっぷりといきますよぉ〜w |