No.028
CALSONIC SKYLINE GT-R Gr.A
(カルソニック スカイライン GT-R グループA)

MODEL DATA
メーカー タミヤ
スケール 1/24
全長/全幅 191/75mm
掲載日 2014/11/08

※画像をクリックすると外部サイト(Picasa)のアルバムが開きます。
 

・モデルについて
 タミヤ カルソニック・スカイライン GT-R Gr.A(R32)です。

 1990年の全日本ツーリングカー選手権で圧倒的な強さでチャンピオンをものにしたマシンです。(6戦中5勝って・・・)

タミヤからは1990年発売ということですが、使用したキットはおそらく再販品ではないかと思われます。内容的にはエンジンあり足回りありと作り応え十分。ボンネットが別パーツとなっているので、エンジンのディティールアップもし甲斐があります(やってませんけどw)

・作業について
(各画像は製作記のブログにリンクしています。よろしければご覧ください。)

下地処理
  いつものようにボディの突起という突起を片っ端からそぎ落とすのですが、ボンネットのエンブレムやサイドとリアのバッジは悩ましいところでしたが、研ぎ作 業を優先して潔く削り飛ばしました。サイドのバッジは枠の部分を溝を掘って位置を出すようにしてみました。エンブレム類ははサードパーティーから良いもの が発売されていたのでそちらを使って再現することにしました。

 

ボディはノーマルのR32と共通のため、フロントバンパーとトランクに穴あけ加工が必要でした。

 窓枠の形状や周辺のモールドがかなり甘かったので、整形・彫り直しました。
あとは全体のヒケやパーティングラインを消して、サフ吹き→ファンデーションブルーで仕上げ。を薄く仕上げることも可能です。


下地をせっかく仕上げたのに加工忘れに気がつき慎重に加工。

フロントの牽引フックの穴と、リアのウィンカー部分を開口しました。



ボディ塗装
 使用したのはタミヤスプレー缶のブリリアントブルー。
こちらを缶から取り出し、エアブラシで吹き付けました。

ちなみにブリリアントブルーはキットの発売時にはなかったカラーで、説明書ではブルーとスカイブルーの混色指示です。


本塗装が済んだら、モールや窓枠を塗装するために、再びマスキングし、ブラックを吹きつけ。
その後、クリアコートして研ぎ出し。

 

エンジン・下回り
 エンジンや下回りは、かなりしっかり再現されており、シャーシに収めてしまうのがもったい出来でした。パーツの合いも非常によく、しかも完成後はバッチリ4点接地というちょっと信じられないくらいよく出来ていました。



内装・小物
内装に配線類を追加しました。
ホイールはメッキとホワイトのツートンカラーに塗りわけ。
ウィンドウはドアの窓を全開にしたかったので分割して切り飛ばしました。
右下はエンブレム類を再現するためのホビーデザインのデカール。


ドライバー
今回は当時のワン・シーンを再現したかったので星野選手を乗せることにしました。
いろいろ切り刻んでポーズを決めたり、ドライバー・ダッシュボード・ハンドル・シート等々との位置関係を決めるのが非常に大変でした。

ヘルメットのスポンサーロゴは自作しました。

ドライバーはの固定は文字通りシートベルトで固定しています。
(と言いつつ、お尻に接着剤を流し込んでますけどねw)




ベース作成
縁石またぎを再現するには当然ベースが必要です。
今回はコレクションケースのベースを利用してコーナーを作ってみました。

・完成して
完成させておいてなんなんですが、今回 のキットはいつか作ろうという思いはあったのですが、まだ当分先だと思っていました。しかーし、たまたま近所のリサイクルショップで見つけたアオシマの リーボックR32Gr.Aを買ってしまい、そちらと見比べていたら無性に作りたくなり製作を開始しました。

で、ツーリングカーならばマイブームのドライバーを乗せようと思い、ネットで画像やら動画を漁っていたら、縁石またぎのシーンが目に飛び込んできて再現決定。

コレクションケースのベースが妙にうまく利用できて、結構満足いくものが出来たかなと思います。


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