No.017
LAMBORGHINI JOTA SVR
(ランボルギーニ イオタ SVR)

MODEL DATA
メーカー ハセガワ
スケール 1/24
全長 183.5mm
掲載日 2009/05/26

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・モデルについて
 ハセガワ1/24ヒストリックカーシリーズのイオタです。同社のミウラの出来が良かったので発売されてすぐさま購入しましたが、かなり熟成させていました(汗)(ミウラを完成させた頃にはもう手元に有ったような気が・・・。)

・作業について
 いつものようにボディのディティールアップが中心ですが、今回はスタジオ27のイオタ用エッチングパーツを使ってみました。同社のエッチングパーツは各種持っているのですが、車種専用のものを使うのはなぜか(?)初めてでした。(苦笑)

リベット
 イオタの特徴の一つでもあるリベットをインセクトピン(虫ピン)に置き換えました。全部で200本弱・・・穴あけはもちろん、インセクトピンの塗装・接着作業にえらい時間を費やすことになってしまいました。
詳細1 詳細2

 研ぎ出しの邪魔になるので切り飛ばしたのにもかかわらず、ボディとの一体感を優先して急遽最終クリアの前に接着。シャビシャビクリアで吹きっぱなしで済まそうと思ったのですが、納得のいく艶にはならず結局コンパウンドがけをするハメに。当然のことながら磨きづらくて大変苦労させられました。

後で思ったのですが、いつもどおり研ぎ出しを行った後リベットを接着して、その後にエナメルのクリアーでも盛っておけば済んだのではないかと。うーん・・・どうも作業がチグハグになってしまいました。
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メッシュ
 各部にこれでもかと開いている開口部、こちらもミウラと異なる代表的な部分です。キットではモールドでメッシュが表現されていますが、すべて開口しエッチングのメッシュに置き換えました。

スタジオ27の指示では裏から貼り付けるようになっていましたが、ボディの厚みの分引っ込んでしまうのであまりよろしくありません。かといって取り付け部へのうすうす攻撃も場所によっては非常に困難でした。そこで発想を変えて、裏からではなく表からはめ込んでほぼボディと面一にしました。
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その他
・ヘッドライトのカバーは厚ぼったかったので薄くしてやりました。
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・シートベルトはスタジオ27のシートベルトセットを使いました。(金具を一部自作)フロントガラスが大きくシートベルトは目立つため、置き換えはかなり効果的です。
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塗装
 ボディは説明書の指示どおり、クレオスのスーパーイタリアンレッドとセミグロスブラックのツートンで仕上げました。今回レッドの下地にはフィニッシャーズのファンデーション・ピンク使ってみました。うたい文句どおり抜群の隠ぺい力で、後工程のレッドもムラなく吹くことができました。クリアはガイアノーツのEXクリアです。
詳細

ホイールなどのメッキ部分はすべて剥離し、クレオスのスーパーメタリック・メッキシルバーやアルクラッドのクロームを使い分けて素材の違いを表現してみました。
詳細

窓枠
 今回は塗装ではなく、ハセガワのミラーフィニッシュを使ってみました。極薄の金属粘着シートで曲面への追従性がよく、多少強引に引っ張っても大丈夫でした。(すぐ破れるメタッルックとは比べ物にならない)研ぎ出し後に貼り付けたので非常に綺麗な鏡面仕上げにすることができました。ただし、粘着力が強いので貼るときはちょっとコツが必要でした。
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・完成して
 スーパーカー世代にとっては決して外せない幻のスーパーカーが完成しました。(レア度で言ったらたぶんNo.1ではないでしょうか?)

 今回の製作にあたって雑誌(Rosso)の記事を読み漁ったことで、オリジナルのイオタが本当に幻(焼失した)で、実はSVRはレプリカであることをはっきりと認識できました。しかし、多くのスーパーカー小僧にとってはこのSVRがオリジナルのイオタであったと思います。
 やっぱりスーパーカーはいいです。



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