MODEL DATA | |
メーカー | アオシマ |
スケール | 1/24 |
全長 | 193mm |
掲載日 | 2005/09/27 |
・モデルについて アオシマのサーフ(ワイド)です。乗っていた車、第二弾です。個人的にはこの頃のサーフが一番好きです。(っていうかこの頃の国産RVはどのメーカーのも結構良かった気がする。) それにしてもアオシマのハイラックスはやけに充実しています。サーフだけでノーマル・ワイド・ハイリフト・ローダウンと様々なバージョンが存在しています。ピックアップの方も社外パーツを追加したバージョン違いが豊富です。ピックアップのキットからカスタム・パーツを移植することで、簡単に(実は全然簡単ではなかった・・・)オリジナルの車が作れます。まるで実車をカスタムしているような楽しみ方ができます。 |
・作業について @ボディ ボディ色はごらんの通りアズキ色とメタリックグレイのツートンです。 ボディ : クレオス、グランベリーレッドパール ボディ下部 : クレオス、メタリックグレイ ボディ全体 : クレオス、スーパークリア 研ぎ出しは角も出ずにうまくいきました。クリアを吹く時の手を動かすスピードと吹き付けたクリアのテロテロ感に注意したことで塗膜が厚くでき、うまくいったようです。 あと、今回初めてクレオスの研ぎ出し用クロスというものを使用してみました。細かい網目状の布に研磨材が吹き付けてあるようなもので、 1000,2000,3000番がセットになっています。これがなかなか良くて、布であるため曲面にもうまくフィットし塗膜を均一に削れます。 今回は2000番だけ使用して、その後タミヤ・コンパウンドの粗目→細目→仕上げの順に磨きあげ、最後にモデリング・ワックスで仕上げています。 しかーし、磨きはうまくいったのですがこの後のオーバーフェンダーの接着にはとても難儀しました。位置出し用のピンはないしパーツの合いもイマイチだし・・・。エポキシ接着剤でどうにかこうにか固定しました。 バンパーなどのメッキパーツは曇ったり傷があったりだったので、一度メッキを剥がしてクレオスのスーパーメタリック・メッキシルバーで塗装しました。 |
A内装 ほぼノーマルですが、シフトは実際に乗っていた車がマニュアル(珍しい)だったので作り直しました。実際に使っていた球形シフトノブも再現しています。一応、クラッチペダルも追加していますが全然見えませんね・・・ |
シートはヘッドレストのくびれが無かったので削りこんで表現しました。切り飛ばして接着の方が楽だったかも・・。シートの背もたれの裏もすっからかんだったのでプラ板で裏打ちしています。(前に作ったピックアップの方はちゃんと塞ぐパーツがあったんですけどね。) |
リアの荷室のガラスには実車用のハーフミラーフィルムを貼りました。結構いい感じになりました。(一昔前のRV車では定番?) |
Bカスタムパーツ ノーマル状態を撮影後、バンパー及びホイールを同社のハイラックス・ダブルキャブ・ダブルチューブバンパー用のものに交換しました。しかーし、かなり問題があることが交換寸前に発覚しました。 |
まずはバンパー。チューブバンパー取り付けの際にオーバーフェンダーの前側がもろに当たってしまいます。本来ならこの部分はノーマルバンパー側に一体成型されているべきなのですが、シリーズ中のナロー・ボディとバンパーを共通化するために仕方の無い措置だったようです。オーバーフェンダーを接着したあたりで気がつきました。 ここまできたら後には引けなかったので、オーバーフェンダーの前側下部をエッチング・ソーで慎重に切り離しました。 チューブバンパーはメッキを落としてメッキシルバーで塗装しています。 |
お次はホイール。今回の製作で最大の難関でした。ノーマルのホイールはホイール内にポリキャップをはめ込んで本体側のシャフト又はピンに差し込むようになっていたのですが、カスタムのホイールは全くの逆でホイールにピンが「ニョキッ」と生えているではありませんか!さーて困りました・・・と考えること数分間・・・本体側のピンはそのままにしてホイール側の加工で何とかすることにしました。 ホイールのピンを切り飛ばし、切った中心にφ3mmの貫通穴を開けます。そこに3mmのプラパイプを接着します。3mmプラパイプの内径と本体側のピン径はほぼ一緒なので差し込むことが可能となります。ただ、多少緩かったのでセロハンテープを貼って調整しました。 このままではホイールのセンター部にプラパイプがむき出しなので、4mmほどのランナーで作ったセンターキャップを接着します。 |
・完成して 今回は完成寸前でだいぶすったもんだしましたが、一台で二度楽しむことができました。プロポーションもとってもグッドです。 久々の車モデルでしたが、ガンプラの後だったせいもあってか細かなパーツの処理などは非常に楽だと感じました。 |