No.001
GERMAN KING TIGER ”PRODUCTION TURRET”
(ドイツ重戦車 キングタイガー・ヘンシェル砲塔)

MODEL DATA
メーカー タミヤ
スケール 1/48
全長 211mm
掲載日 2009/01/22

※画像をクリックすると拡大表示します。
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・モデルについて
 タミヤ1/48MMのキングタイガー(ヘンシェル砲塔)です。大戦中の戦車の中では一番好きな戦車です。ちょっと知人のお子様にプラモデルの作り方を教える機会があって、教える合間にでも作ろうかなと思って始めたのがきっかけでスタートしましたが、いつの間にか本気モード突入でしたw

・作業について
 今回はキット自体に改造などはほとんど加えず、尚且つオール筆塗りで仕上げることにしました。「特別な道具が無くてもここまで出来る。」って言うのを伝えたいかなと思ったわけです。というわけでかなり気楽に作業を行いました。

素組み!
 もう何にも考えずにランナーから部品を切り離してひたすらパーティングライン&ゲート処理です。パーツの切り離しは、子供の時は爪切りでしたがさすがにニッパーを使いますw
詳細1

 パーツの処理が終わったらひたすら接着していきますが、車輪は本体には接着せずにマスキングテープ等で固定して、キャタピラとだけ接着して固定していきます。こうする事で車体と別々に塗装することができます。ただし、車輪とキャタピラは接着する前にある程度塗装してしまったほうが良かったです。特にキャタピラの内側は筆が届かない箇所がいくらか発生してしまいました。
画像1 画像2

 塗装の時に邪魔になる小物は接着せずに別途塗装します。また、なぜかボディと一体成型されてしまっている斧とワイヤーカッターがあったので、こちらは切り離して塗装しました。
パーツの切り離しから組み立てまで数時間てところでしょうか。
詳細2
 

塗装
 筆塗りということで扱いやすいタミヤのアクリル塗料を使いました。最近はあまり登場することは無かったのですが、いざ使ってみると伸びといい隠蔽力といい筆塗りにはもってこいの使い心地を再認識しました。(濃すぎるとさすがに塗りにくいので多少調整は必要。)
塗装に使用した塗料は以下の通り。

---アクリル系---
XF-60:ダークイエロー:ボディ基本色
XF-64:レッドブラウン:迷彩色
XF-61:ダークグリーン:迷彩色
(ダークグリーンが手元に無かったのでオリーブグリーンをベースに調色)
X-10:ガンメタル:キャタピラ及びワイヤー、機銃など。

この他、全体の艶を整えたりデカールの保護にクレオスの「トップコート:つや消し」を使いました。これだけは缶スプレーを使用しました。 画像

迷彩塗装ももちろん筆塗りです。境界線を鉛筆で書いてひたすら筆でなぞっていきます。3色もあるとそれなりに大変。斑点の迷彩もあったのでさらに倍。苦労の甲斐あって、エアブラシとは一味違った仕上がりになりました。あえて表現するならボックスアートチックです。
詳細1 詳細2 詳細3 詳細4


ウェザリング(汚し表現)
 今回は超久々(20年ぶりくらい)にウェザリング(汚し)も行いました。ハードな汚しはちょっと荷が重かったので、かなりライトな汚しにとどめました。

 こちらで使用した塗料はすべてタミヤのエナメル系塗料です。アクリル系の上から塗っても塗料を溶かさないので汚しには必須です。

---エナメル系---
XF-1:フラットブラック:全体のウォッシングと同時に墨入れ 詳細1
XF-63:ジャーマングレイ:全体のドライブラシ 詳細2
XF-64:レッドブラウン:ウォッシングによりキャタピラの錆びを表現 詳細3
X-32:チタンシルバー:キャタピラのドライブラシ詳細4

塗料のほか最後の仕上げに、黄土色系のパステルを茶漉しで削って粉末状にしたもので、砂埃を表現してみました。 詳細5

見よう見まねで汚してみましたがそれなりに仕上がりました。

・完成して
 何十年ぶりかに戦車のキットを作りましたが、いや〜楽しかったです。1/48MMシリーズはほどよい部品点数でサクッと組めて、しかも手のひらにちょこんと乗るぐらいのサイズなのにディティールもしっかりしているすばらしいキットだと思いました。また、手を入れようと思えばいろいろな表現ができるし、ものが小さめなのでちょっとしたベースを作って別売りのフィギアを並べればすぐにジオラマも作れちゃいそうです。小さいのになかなか懐の深いキットです。
 近いうちまた作りたいですねぇ〜

でも次は放置状態のイオタにどっぷり浸かりたいと思います。



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