GMA T.50

<キットデータ>
作品No.:070
モデル名:GMA T.50(GORDON MURRAY AUTOMOTIVE T.50)
メーカー:TAMIYA(タミヤ)
スケール:1/24
全長:181mm

<キット、製作について>
数々のF1のデザインやマクラーレンF1の生みの親であるゴードンマーレイが設立したメーカーGMA(GORDON MURRAY AUTOMOTIVE)の第一号車がこのT.50です。革新的なデザインが施された車をタミヤが内部構造に至るまで余すことなくキット化しました。
 ボディはバラバラのボディパネルをモノコックに張り付けていく、前作のマクラーレン・セナと同じような構造です。また、エンジンも上部構造はもちろん、マフラーの取り回しからエキゾーストまでしっかり再現されてます。特徴的なリアのファンも手回しでくるくる回転できるし。リア周りのメッシュは最初からエッチングが付属してるし。
極めつけはサスペンションのスプリングがプラで別体で整形されていること!金型技術のすごさを見せつけられました。
 今回は塗装に一工夫してあとはサクッと(というわけにはいかなかった・・・)組んでみました。

主な工作
いじるところはないのでひたすらパーティングラインを消してパーツの下ごしらえ。一部合わせ目けしでパテ盛ったけど、完成後ほぼ見えない・・・
・ウィンド類をクリアブルーをクリアーで薄めたもので塗装。リアのみクリアブルー原色のままを吹き付け
・エンジンフードはパーツを交換しての開閉組み換え式だったが、パーツを加工してピンを立てて差し込み式にして組み換えなしで開状態にできるようにした。
・リアのファンにドローン用のモーターを仕込んで回転するようにしてみた。ペラの羽を削って空気が流れるようにしてみたが微妙・・・(今回の最大の加工ポイントだったのに・・・)

ボディの塗装
ゴードンマーレイ+ファンカーといえばブラバムBT46Bを思い浮かべる人も多いかと思います。
そこで今回はBT46Bをモチーフに塗り分けて仕上げてみました。
ベース色:グランベリーレッドパール(クレオス)
ストライプ紺:レーシングブルー(タミヤ)
ストライプ水:混色(いろいろ)
ストライプ白:シェルホワイト(FS)+MGパール(雲母堂本舗)
ブラック:EXブラック(ガイアノーツ)
クリアー:オートクリア(FS)

製作記まとめ

<感想>
タミヤの最新(投稿当時)カーモデルで、中身もモリモリのキットということもあって、足回りの構造、エンジン回りやその周辺のエアーの流れなどが組みながら理解できる素晴らしいキットでした。シャーシにどんどんパーツが組みあがっていく様は萌えずにはいられませんでしたw
接着のしにくいクリアパーツやエッチングなどは別のパーツで固定する方式がとられ、このあたりの配慮も相変わらずでした。
 落とし穴だったのはエンジンフード。タミヤだから大丈夫だろうということで仮組もそこそこにさっさと作業を進めていたのですが、エンジンフードくっつけて完成・・・って浮くじゃん!
 パーツ替えでの開閉組み換え式だったのですが、複数パーツの組み合わせのため誤差が合成された感じ。すでにフードをつければ完成という段階で、パーツの加工とネオジム磁石の取り付けをするという神経が磨り減る作業をする羽目になりました。タミヤで最新とはいえ、仮組は大事と改めて痛感した次第です。

<撮影データ>
カメラ:Nikon D7500
レンズ:タムロン28-75mm f 2.8 A09
撮影モード:マニュアル(シャッタースピード:1/1.3~2秒、絞り:f 25~32)
ISO:100~400、WB:マニュアル、ピクチャーコントロール:マニュアル

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